水素が体に良い理由
人間の体は体外から異物や毒が入ってきた時に免疫機能が働きます。この体を守る免疫システムに欠かせないのが実は活性酸素なのです。
たとえばウィルスやバクテリアが体に侵入した時は白血球が活性酸素をつかい戦います。また、がん細胞を攻撃することで有名なNK細胞も活性酸素を利用しています。
人間が健康に生きていくうえで活性酸素は、とても大切なものなのです。
活性酸素には善玉と悪玉があり、善玉は免疫力などによって健康な体を維持してくれますが、
悪玉は体内で増えると、体内の血管、脂質、細胞膜、組織、遺伝子などが酸化され、老化や病気の原因になります。
水素水の還元力はとても弱いため大切な善玉活性酸素とは反応せず、酸化力が強い悪玉活性酸素にだけ反応します。
具体的な水素水の効果は生活習慣病と呼ばれるメタボや痛風、ガンや心筋梗塞、アトピーや花粉症などのほか、美容、ダイエット、アンチエイジングなど様々な効果があると言われています。
水素水を飲んで生活習慣病の予防や老化防止をしましょう。
実際に水素はどんな効果あるのか?
- 水素水で糖尿病治療と予防
糖尿病は、すい臓から分泌されるインスリンが不足、またはインスリンが正常に働かずに、血中に含まれているブドウ糖の値(血糖値)が下がらずに起きる病気です。
その原因のひとつに細胞内のミトコンドリアで、ブドウ糖からエネルギーを産出していますが、
この過程で発生した活性酸素がミトコンドリアを変質させ、その結果エネルギーが作られず、
ブドウ糖も使われないために血糖値が上昇してしまいます。
水素は、このミトコンドリア内で発生する余計な活性酸素に働きかけて無害化することでミトコンドリアを守り、血糖値の上昇を防ぐと言われています。
また、活性酸素によってすい臓のβ細胞が傷つくと、機能が低下してインシュリンの分泌量が減少して、血糖値を下げるインシュリンが少なくなり、
高いままになってしまいます。水素水を摂取することで、活性酸素によって傷ついたすい臓のβ細胞を修復し、
インシュリンの分泌を正常化するため水素水は糖尿病に効果があると言われています。
- 水素水でがん予防
人体は60兆個もの細胞によって構成され、日々新しい細胞がコピーされて生み出されています。
新しい細胞の中には、基となった細胞のコピーに失敗した細胞が1日に数千個あると言われています。
コピーに失敗した細胞(がん細胞)は、通常、リンパ球という白血球の一種に捕らえられ、体内から消滅します。
しかし、がん細胞が増えすぎたり、リンパ球の働きが弱まるとがん細胞が増殖し、やがてがんになります。
がん細胞が増える要因には栄養の偏った食事や運動不足、ストレス、不規則な生活などが挙げられます。
水素には体を酸化させる活性酸素を除去する働きがあるので、自然治癒力や新陳代謝が高まることが知られており、
水素水を飲用することでがんの抑制や予防に効果があります。
- 水素水でアトピー性皮膚炎治療
アトピー性皮膚炎は、皮膚の角質層の水分を保有する能力が低く、皮膚が乾燥することで
皮膚がカサカサになり外部からの刺激に弱く、湿疹や皮膚炎がおこる病気です。
アトピー性皮膚炎の原因としては活性酸素が肌の細胞を弱らせて、肌の老化を促進させてしまうためですが、
水素水を使用することで、活性酸素を除去するのでアトピー性皮膚炎にも水素水の効果があります。
- 水素水の生活習慣病予防効果
人間の細胞がエネルギー燃焼をするときには、活性酸素が必ず発生します。この活性酸素は細胞内の遺伝子を傷つけてしまいます。
細胞の外側にある不飽和脂肪酸で出来た細胞膜も、活性酸素の影響を受けて酸化しやすく、ストレスや食生活・生活習慣の乱れなどが起こると、
活性酸素が異常に増えてしまいます。普段よりも、酸化しやすい体になってしまいます。
不飽和脂肪酸が酸化すると、過酸化脂質に変化します。同時にコレステロールや中性脂肪も酸化して、過酸化脂肪酸になってしまいます。
過酸化脂肪酸は、体内に蓄積されると落ちにくいため、これが肥満の原因になるだけでなく、皮膚に溜まればシミやしわ、くすみとなり、
血液や血管に付着していけば、動脈硬化や血栓が生じやすくなります。このことから、生活習慣病や肌の老化は、活性酸素が大きな原因となっていると言われています。
生活習慣病や肌トラブルを予防、対策したいときは、水素水の還元力を利用して過剰な活性酸素を除去することで生活習慣病などの予防などになります。
水素水を摂取して健康管理に努めましょう。