酸化還元電位(ORP)とは酸化させる力と還元させる力の差を電位差で表した数値のことです。
酸素が他の元素と結びつく反応を酸化と言い、酸素が水素と結びついて元素を酸化前の状態に戻す反応を還元と言います。
鉄が錆びるのは、鉄の分子と酸素が結びついて酸化したからです。食べ物が腐るのも酸化のためです。人間が老化するのも酸化が原因で
酸化を防ぐのが還元力です。酸素を切り離して元の物質の状態に戻す力のことを還元力と言います。
※ORP:Oxidation Reduction Potential
酸化還元電位の単位はミリボルト(mv)で、プラスの値が大きいほど酸化力が大きく、マイナスの値が大きいほど還元力が強くなります。
水素の酸化還元電位はー420mv、酸素が+820mvです。
通常の水道水は+200mv〜+800mv位になっています。
酸化還元電位の基準は0以下が還元とされているものもありますが、実際の境界線は+200mvが基準と言われています。
これは純水の数値が+200mvであることが基準となっており、実際、還元は200mv以下のものを表すようです。
酸化還元電位の大きい水道水などを飲み続けると血液、臓器に負担をかけていることになります。本来、栄養を吸収する腸は還元状態になっていて
有用な腸内微生物が活発に働き、私たちの体は健康に保たれまています。
しかし、酸化力が強い水道水を飲みや酸化された食品を多く食べていると、臓器にとって還元状態を保つための負担が増えることになり、病気に
なってしまいます。そのため、還元電位の低い食べ物や飲み物を、意識して摂り入れるようにしましょう。
市販されているアルミパウチ水素水の商品のほとんどは開封してから徐々に水素が抜けていってしまいます。
酸化還元電位の面から見てみるとできるだけ早く飲んだほうが良いでしょう。
開封してから約10分で80%、1時間経過すると50%以下に、
6時間後には10%以下にまで酸化還元電位が減少してしまうという結果が出ています。
アルミパウチ水素水を飲むたびにきちんとキャップを占めていればここまで極端に水素が抜けることはないでしょう。
水素水の水素が抜けているということを考えるとアルミパウチ水素水のキャップを開けたら、できるだけ早く飲むようにしましょう。